亡霊と詩

藤野が鬱モードに入った時に考えた負のポエム①
朗らかさんに便乗して詩の創作するぜ!

亡霊の姿は誰にも見えない。
亡霊の言葉は誰にも届かない。
亡霊の元には誰も集わない。
そうして流した亡霊の涙はあまりにも冷たく。
だがやはり誰にも気づかれない。
影がある。と、己の存在を確かめながら、
闇へと走る影を追い、
亡霊もまた、影に堕ちる。

藤野りんご(休)

- 1 -

詩、難しいですよね。声に出して読み上げたとき歌っているようにしたいのだけど。上手くいかない……

もしも、俺が死んだら、亡霊になるよ

恨めしい奴がいるんだ

不幸にしてやりたいんだ

もしも、俺が死んだら、亡霊になるよ

好きなあの子がいるんだ

あの子の笑顔がまた見たいんだ

もしも、俺が死んだら、亡霊になるよ

心のこりがあるんだ

死ぬにはまだ早すぎる

もしも、俺が死んだら、涙こぼしてね

朗らか

- 2 -

影をひそめて
       月夜になみだ
影を落として
       満ちてく藍に
影踏まないで
       欠けてく愛に
影が差してる
       闇夜のいかだ

寡黙な孤独に
       君が浮かんだ
強い気持ちが
       現世、残した

はるか彼方で
       君のことしか
考えられずに 
       隠世、拒んだ

誰も知らない

    亡霊たちの悲しき性

おやぶん

- 3 -

誰とも言葉が通じ合わなくて
僕は亡霊になってしまった。
ほんとうは気がついてもらいたかった。
孤独のかたまりみたいに生きている僕を
君がみつけだしてくれればいいのに。

詩ってむずかしい(>_<)

sabo

- 4 -

亡霊は、透明

亡霊は、曖昧

亡霊は、孤独

違うよ、全て。

僕は亡霊

だけど

現実にいた

愛があった

思い出があった

今はそれもこの半透明な僕の中に

生き続ける

忘れないで

君といた時間

僕がいた時間

幸せな、時間

心だけでも、君と共に

haco

- 5 -

あぁ

俺はニンゲンだった

普通の男だった

…たしかにそうだった……はず

少しずつ たしかに

俺は消えてゆく

むかしの記憶がさらさらと

こぼれ落ちてゆく

とうの昔に

俺のことを知る人は

いない

あぁ 俺は

己の存在を忘れるとき

完全に消えるのだろう

あれ…

何をわすれると……

……

初の詩。難しかったです。

ゆーふぉふき

- 6 -

ここは無だ。

ずっと、0と1の間を彷徨っている。

消えた肉体と、消えない想い。

それが、逆ではなくてよかったなと思う。

未来行きの切符を無くした。

できることといえば、願うこと、叶わぬことを願うこと。

声を出しても自分の中で、反響するだけ。

これは、俺の話

君はどうだ?

難しいすっね(._.)

るれろ

- 7 -

いつも僕が壊す
皆の笑顔も幸せも
壊したいわけじゃないんだ
ただ、僕もその輪に混じりたいだけなんだ
でも僕が入れば、何故か壊してしまう

ああ、僕は壊れた歯車なんだと唐突に理解する

壊れた歯車など、不要なモノ

壊れた歯車があれば、噛み合わなくなるのは当然

そうか、僕は要らないのか

僕など居なくても、皆笑えるのか

壊れた歯車は忘れ去られ

闇は僕を飲み込む

…わやむずいっす

那柚汰

- 8 -

閃光が地平線からやってくる
僕という存在を灼き尽くすように
透明で脆くて蜉蝣のように弱く儚い
僕という存在を灼き尽くすように

さあお別れだ
愛しい人が起きるその前に
朝がくるその前に

ああ 亡霊は
やはり蜉蝣のように
閃光とともに灼かれゆく

愛しい人の街に毎日朝が来るように
それだけを祈って灼かれゆく

街の鐘が朝を告げる
悲しいほど綺麗な閃光が
小さな蜉蝣を包んだ

…
楽しかったです!

駒子

- 完 -

作品情報

亡霊と詩

#15422

リレー期間

6ヶ月