●このノベルは英語の歌を執筆者なりのセンスで和訳にした歌集です。 直訳ではありません。● 『Summer time』 夏ってステキ お魚も獲り放題 コットンもぐんぐん育つ ほら!パパはリッチになるし ママもオシャレができるもの だから私の赤ちゃん 泣かないで ある朝 あなたは囀り 大空に羽ばたくでしょう でもその朝が訪れるまで いつも微笑んでいて パパとママがあなたを 包んでいてあげるから
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『the Rose』 怪我することを恐れてちゃ 永遠にダンスはできないまま 夢から覚めるのを恐れてちゃ 永遠にチャンスは掴めないし どうしても何も失いたくないなんて つまりは何も与えることができないってこと それから、死ぬことを恐れてたら その魂は永遠に生きることを学べないんだよ
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"what a wonderful world" じゅもくの緑、赤のばらも そらの青、白のくも 太陽がおはよう、おやすみの夜 にじがそらにかざられて みんなが笑顔で元気?って みんなは心から、あなたがだいすきって返す 私は本当にこう思う "なんて素晴らしい世界なんだ" "なんて素晴らしい世界なんだ"
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『Fly me to the Moon』 月まで昇る気分 星たちに囲まれて 木星や火星なんて目じゃないよね だから、手を繋いでさ つまり…その…キスしない? 頭の中は音楽が鳴ってて 僕はずっと歌ってる やっとめぐり逢えた 貴女だけが全て たとえ何があっても 貴女だけは真実 それってつまり… 貴女が大好きだってこと こんな素晴らしい事はない 月まで昇る気分だよ
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『Some Might Say』 色んなヒトが言うのよ 天国なんて信じちゃダメだって ふーん、じゃあ地獄にいるヒトにそうやって教えてあげたら? 色んなヒトが言うのよ 自分の持ってるモノで満足しておきなさいよって 貴方の手に入らないモノは私も手にできないモノよって 色んなヒトが言うのよ、輝かしい未来が待ってるって ま、そんなものよね まったくもう、みんな適当なんだから
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『I Need To Be In Love』 また私を愛してくれる人なんているのかな そんな人がいても気付かなかったりして… 割り切った関係がいいとか自分勝手だったから そりゃあ振られちゃうよね 後悔しても遅いんだけど… 自分本位の完璧な恋愛が 手に入るなんて思ってたのがバカみたい 痛い目にあってやっと 次こそはちゃんとした恋愛をしなきゃって分かったの…
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『Heartbreak station』 駅で待ってる ふいに涙が溢れてくる 忘れようとした痛みが胸の奥を熱くさせる 求めたものは容易く手にいれてもすぐに失う 時は流れ、全てが色をなくしていく あの日の列車を待ってる 9時20分の列車を… 前に進まなきゃいけないけど 彼女が出て行った最終列車 二度と戻らないとわかってるけど 俺の心は線路でまだ彼女に繋がってるんだ
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『Every thing but the kitchen sink』 ありきたりな言葉ほど 文字になる度 安くなる 薄っぺらい感情も 口にすれば感無量 値札を貼るのは簡単でしょ? そんなの火星人でもできるから でも この世で価値を付ける権利があるのは 俺だけ‼俺しかいねーよ‼ 解ってる?説明は必要ですか? 一切合切この世の全て 叫び声に詰め込んだアレ もうポストに投函してやった
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『Time After Time』 時間と切り離された、どこでもない場所で 夢うつつに、貴方を想う いつの日にか貴方が 描いてくれた心を灯火にして 闇の産道を歩いていく だいじょうぶ? ──だいじょうぶよ まよってるの? ──ここにいるわ 今はこの声が届かなくても いつ、どんな時代に生まれ落ちても その度に私達は巡りあい 惹かれ合うように定められているのでしょう きっと、何度でも……
- 完 -