人生の軌跡

前だけを向いて

今日も、歩く

下は絶対向かない

だって、前が見えないから

上は絶対向かない

あの歌のように

涙を誤魔化すなんて

嫌だから

それと、

なく必要もないから

banana

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悲しいことなんてない

ただひたすらに、歩く

前に何があるのか?

分からない

それでも、私は前を向く

後ろは振り返らない

過去に縛られたくないから

未来を夢見て、

私は歩く

熊岡りり

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でも、立ち止まった

あえて歩みを止めた

そして

恐る恐る振り返ってみた

私の歩んだ軌跡を確かめたくて

後ろを振り返らない人はやっぱりいないから

この道で良かったと確かめたくて

ハルノテル

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振り返った時に見えた景色は、

綺麗なような、汚れているような。

そんな矛盾したもので。

まっすぐとした道も、

曲がりくねった道も、

どんな形の道だって、

間違いなく私が歩んだ道。

否定はしない。

過去を否定することは、

今をも否定することだから。

そう、私はちゃんと立ってる。

まっすぐ、凛として。

また、前を向いて歩き出そう。

そうして私はまた、

前を向いた。

紡海

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歩いていると突然道が途切れた。

でも、その先にはまた、道が続いている。

私は、その途切れた所を覗いて見た。
真っ暗闇で底なんか見えない。

どうしょうか...

顔を上げると、貴方が居た。そして私を抱き上げ、その先の道へと、跳び越えてくれた。

「これからは、二人で歩こう」と、
貴方は言った。

そして、二人で前を向き、また歩き出した。

blue

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2人は前を向いて歩いていく

でも、時々は立ち止まる

お互いの存在を確認するために

顔を見合わせニッコリ笑ってまた歩き始める

しばらくすると2人の歩みは突然遅くなった

ゆっくりゆっくり

小さな宝物に歩幅を合わせて

2人は宝物のうしろを歩く

宝物が前だけ向いていられるように

もし

後ろを向いてしまっても

そっと

手をさしのべられるように

nopoint

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宝物…彼は立派になった。二人に助けられる事も少なくなった。
歩みは早くまっすぐ前に。

代わりに二人は少しずつ歩みがゆっくりになった。背骨も何だか曲がってきた。

彼は最初はドンドン先に進んでいった。

だけど、途中で後ろを振り返って二人をみる。そして、今度はゆっくり歩む。

二人の手を大事そうに握ってゆっくり。でも確実に。前に向かって。

黄色い絵の具

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もう私たちの手助けを必要としなくなった、立派になった、大切な宝物。
次はその逆で。
今は、私たちを助けてくれる。

その宝物は新たな"宝物"を授けてくれる。

宝物たちを、いつまでも後ろから見守る。
それが、私たちにとっての1番の幸せ。

私とあなたと愛しい宝物たちと。
手を取り合って、いつまでも。

前を向いて、すすめ。

進め。

yuu*

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気がつくとあなたはすっと前に出ていた

追いかけようとすると、あなたはそっと振り向いて
先にいくからと手をふった

私の頬を伝った雫があなたの背中を撫でる

すると無数の雫があなたを包んだ

あなたは暖かいひかりにつつまれながら

空に向かってゆっくりとひかりの翼を広げた

私には愛しているひとがいる宝物そしてあなただ

あなたを見送ってもあなたを愛し続けるし

歩きつづける

- 完 -

作品情報

人生の軌跡

#2544

リレー期間

8ヶ月