未完ノベル #42042
月曜日。
毎週必ずまわってくる日。みんなが嫌だ、と言う日。だけど、私にとってはとても特別で待ち遠しい日なのです。
そこまで書いて、うわーっと叫びながらガシガシ消す。
「どうしよう。何を書けばいいの?」
学校の国語の授業で、それぞれ詩を書いてくるように、という宿題が出された。
そんなのへっちゃら、と思っていたけど、なかなか難しい。それに、書こうとすると彼のことばかり考えてしまうのだ。
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原田先生はこの手の宿題、絶対朗読させるからなぁ。
下手な内容でクラス中の笑い者になるのだけは避けたい。惚れた腫れたを匂わせるようなものは最悪だ。地獄を見る羽目になる。
当たり障りのない、無難な詩ってどうやって書くのだろう。せめてテーマくらい決めてくれれば取っ掛かりになるのに。そもそもこれで生徒の何を評価しようと言うのか。
LINEを開く。クラスメイトで小学校の頃からの親友でもある千尋に相談だ。
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「詩の書き方教えて!」
「いいけれど、私もうまくはないよ」
「うまくなくていいの。無難さを追求したいから」
「なるほど」
理解の早い千尋は、詩の音読という未来まで読みとってくれたらしい。
「テーマはある?」
「ないけど、書こうとすると、どうしても彼のこと考えちゃって」
「彼」のことはすでに千尋に相談していた。好きな人がいるのだと。
「この際、思い切って彼のことを書いたら?」
ボンッと頭が蒸発する。
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