皆さんで本気で愛した人に詩を送りませんか? byたつや 君が好きだったのに 今でも君の事を思うと胸がジワリとなる その優しさに惚れたんだ その笑顔に惚れたんだ そのその瞳に惚れたんだ その無邪気さに惚れたんだ その嫉妬深いとこに惚れたんだ その… 数えあげればきりがないくらい君を愛していた 別れた後に気づかされた 僕は本当に馬鹿だ 寿命を削ってもいい もう一度 君とあの日にもどりたい
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愛した人なんて、いない では何故僕は詩を書こうとしたのだろう 悔しかった、 羨ましかった、 そして、愛がどれほど単純で不純に満ちたものなのかを知らしめてやりたかった そんな汚い心で書いた詩が人の心に残るはずがないのに それでも何か書きたかった 書かずにはいられなかった そうじゃないと僕は世界で最も汚いものに思えたから だから愛したこともないのにシェイクスピアを真似て書くんだ 僕の精一杯の、愛の詩を
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「親友」 そんなものになりたくなかった。 君の隣はいつも僕以外の違う誰かで 幸せそうな君を見ては嫉妬に狂う。 「お前が30過ぎて相手いなかったら結婚してやるよ」 「それまで待っててくれるの?」 微笑んで君は言った。 「さあ、どうだろね」 僕は冗談めいた返事をした。 半分本気。 君はきっと他の誰かと結婚する。 僕を選ばない。 だからそれまでは 僕は君の親友でいよう。
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「君が好き」 その一言が言えなくて すれ違う二つの心 いつか交わるその日まで どうかお願い 君のことを想わせて
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好きだったのに 私の愛を 踏みにじった貴方 何故? どおして? 私が嫌だった? 嫌いになった? 飽きてしまった? どうしてなの? その答えを聞けないまま 貴方は 私から 遠く 離れて行った 残酷ね… 傷つけまいと 何も言わなかったのなら それは大きな間違いよ… 言葉で傷ついても良かったの 理由が分からない別れは 傷口を拡げたまま 閉じることは ないのよ…
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君の好きなところは、 自分の夢に向かって真っ直ぐなところ。 君の嫌いなところは、 優しすぎて忘れさせてくれないところ。 一緒に笑いあった日々も 喧嘩した日も あの日、君が見えなくなってから こっそり流したあの涙ととももに 消えてしまったのでしょう。 さよなら、 君を好きだった自分。
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これを愛と呼んでいいのか 今だに決め兼ねてるんだけど だけど、あの時から君の笑顔に心が踊り 君の涙に胸が潰れ、君と過ごす時間が 何にも変えられない位、愛おしいことは それは今も変わらなくて 君が答えられないこの気持ちを僕はまだ 消せずにいるけど いつだって君の背中を押すし いつだって傷ついたらそばにいる だからもう少しだけ、 君を好きでいていいかな もう少しだけ君に笑いかけてもいいかな
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君と一緒に 買い物をした時間、 映画を観ながらココアを飲んだ時間、 近くの公園でお散歩した時間…… それらが全部、僕じゃない誰かと過ごす時間になっても、 君が笑って、幸せでいてくれれば 僕は幸せなんだ 今、君が隣に居る人と幸せであれば、 僕は幸せだよ 君の隣に居るのが僕だったら、僕はもっと幸せだったけど、我儘はいえないね 君はどうか、幸せでいてください 君の幸せが、僕の幸せです
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恋愛なんてただの茶番 そんな考えは君が颯爽と現れて砕いていった 君が好きな味ののど飴 2人が好きな漫画 お揃いの定期入れ いままでこんなにものを大切にしたことがあっただろうか 君が私のものにならないことはわかっている 君は誰のものでもなく力強く生きていることはわかっている でもせめて 恋してもいいですか? どうかみなさんの恋愛に幸がありますように。
- 完 -