五、七、五の句を作ってください。(季語は無くていいです。) 1.<桜⇒春> 桜散る 宇宙(そら)に映るや 月と星 2.<風薫る⇒夏> 風薫る 木々のせせらぎ 薄い声 3.<七夕⇒秋> 七夕の 夜(よ)に輝くは 淡い恋 4.<湖⇒冬> 湖に 映えて輝け 君と僕 5.<海⇒夏> 生きている 波打つ海や 望みあり 6.<山粧う(やまよそおう)⇒秋> ふとみれば 山粧うは 椛かな
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7.<冬> 初雪と 知らせに乗せて 君想う 8.<冬> 窓拭きて 眼下広がる 銀世界 9.<冬> 大掃除 君の思い出 捨てられず 10.<冬> 縁側の 陽の暖かさ 微睡みて 11.<春> 空色に 淡紅色が 咲き誇り 12.<秋> 秋雨の 音が浄めし 我が心
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13.〈秋〉 紅葉舞い 茜の色に 空を染め 14〈冬〉 少しづつ 君の背中に 雪が落ち 15〈春〉 桜舞い 君の背中 恋しぐれ 16〈夏〉 海を背に 真夏の恋が 熱を増す 17〈秋〉 秋風に 託した想い "君が好き" 18〈冬〉 白雪が 舞い散る景色 君の横
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19.<春> 春の山 霞む雪間に 芽吹く青 20.<夏> 卯の花を 腐す皐月の 長雨よ 21.<秋> 狗尾草 濡れそぼつ我が 心かな 22.<冬> 風花に 降られて遊ぶ 雪兎 23.<春> 花冷えや ひとり寝の夜に 誰思う 24.<夏> 遠く過ぐ 祇園祭の 賑わいも
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25.〈秋〉 紅葉狩り りんごナシ狩り 狩り三昧 26.〈冬〉 息白し 外に飛び出す 風の子等 27.〈春〉 ラッパ吹き 訪れ広める 水仙が 28.〈夏〉 頑張れと あがる声援 水しぶき 29.〈秋〉 きいろあか 山は雅な 衣更え 30.〈冬〉 煙突を 降りてくる人 誰でしょう 31.〈春〉 うららかな 光降りたる この身にも 32.〈夏〉 もう終わり 日焼けと花火 まだ宿題
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33.〈秋〉 熟れた恋 木枯らしの腕が 背中押す 34.〈冬〉 君の場所 白い足跡に 誘われて 35.〈春〉 コンビニの いちごフレーバー 春限定 36.〈夏〉 雨音に 融けて届かぬ 白き告げ 37.〈春一番〉 君の答 春風が邪魔で 届かない 38.〈初春〉 雪解けの 流るる小川 葵を生む
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39.<春> 君は言う春は散るから謳わない 40.<夏> 青春は水風船の色に映え 41.<秋> カーディガン一枚嬉し秋風よ 42.<冬> 白い息君を見かけた朝だから 43.<秋> 切なさの深いところで咲く紅葉 44.<夏> 糸の月遠い都の君が見え
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46.<春> 桜の木 一期一会の 出会いの場 47.<夏> 恋心 花火と共に 消えてった 48.<秋> 秋涼し 読書が進む 食進む 49.<冬> 除夜の鐘 煩悩全て 吹っ飛ばせ
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50.<春> 眠たくて猫の背中と梅の春 51.<夏> 海沿いのプラットホームでひとを待ち 52.<秋> 思い草に白い満月は落ちてゆく 53.<冬> オリオン座あれ知ってると君笑う 54.<夏> 気まずくてラムネを啜るふたりきり 55.<初春> 寒いのにあしたから3月なんて
- 完 -