あいさつ 一番 打てよ! エース 大きな 母ちゃん 黄色い 薬 毛皮の コート 魚の 尻尾 少ない 石油 そいつは 高い 力が 強い 鉄道 止まる 何かを 握る ぬか漬け 値下げ 農家の 畑 向日葵 ふたつ へんてこ 帽子 間違い ミスだ 昔の メモリー もうすぐ 休み 弓矢の ように ラテン語 理解 留守番 練習 ロボット 笑う
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位置について 山紫水明 語録登録 死地は地の中 苦渋の選択 どんな レタスも みんな 不安定 それぞれ ラップで 湿気を 退ける
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一を聞いて 十を知りて 百年を超え 千代に生く 万紅の花々 億紫の蕾々 兆しありて 京に上れば 垓下の歌に 秭の稲穂の 穣りありや 溝渠を満つ 澗満の滝に 正しく座し 載けその冠 極めよ王道 恒河沙の星々 阿僧祇の夢現 那由多の果て 人の命は斯く不可思議なり 無量寿の大数喜び果て無く 不可説不可転に唯一つなり
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どんな音もノイズに聞こえ、 連想する言葉を雑音に当てはめる。 みんなは笑うけど、 ふたりだけ泣いていた。 それぞれが感じる、 ライブの空間。 真実の言葉を嘘に紛らせ更なるノイズへ どう感じるかはあなたの心次第。
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臨むは鬼哭啾々(きこくしゅうしゅう)たる異形の城 兵は煌く剣を天に翳(かざ)し 闘いの火蓋は今 切つて落とされる 者共よ 鬨(とき)の声をきけ 皆の先頭に立つは武神の使たる少女 陣を破り 漆黒の駿馬(しゅんめ)を駆け 烈火の如く敵を討ち払う其の姿は日輪の化身哉り 在りし日の雄傑(ゆうけつ)の御霊を胸中に抱き 前仆後継(ぜんふこうけい)の志 その燃ゆる瞳に宿りて闇を裂かん
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水平線の果て 金色の空が迫り来る 地に堕ちた月の光と影 火の風に舞う祈りの声は届かない 木々に刻み込む遠い日の約束 土に埋もれた記憶の欠片 天上に輝くは百億の鏡 海の星
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いくたびも雪の深さを尋ねけり ろう猫の半目のままに日向ぼこ はるの海終日のたりのたりかな にげ水の先を別れた人歩く ほうき目の匂いのままの夏木立 へぼ将棋ふ攻めで終わる十三夜 とうすみの掴まんとして風の草 ちちろ虫夢で逢うたが忘れたか りんどうの露のひとつぶ水の星 ぬるき茶の渋み鋭き厄日かな るす電の声は昨夜の虎落笛 をそはりし数にかぎりの手毬唄
- 完 -