《架空読書会のお誘い》 実在しない本のタイトルをテーマに、空想から感想、批評、考察を論じる。その様な企画があるそうで、楽しそうなのでこちらでもやってみたいと思いました。 ルールは、他の人の話を否定しないこと、だそうです。 (例:Aさんが〝猫の死が悲しかった〟と言ったのに、Bさんが〝猫は死んでない〟などとするのはNG) 今回の架空書架は 『つきをかじる』
- 1 -
いやぁ、『つきをかじる』を語るのに、200字は少なすぎます。 まず、わたしは作者のファンなので、新作が出たと聞き、慌てて買いました。彼はやっぱり期待を裏切りませんね。 ネタバレにはなりますが、主人公の2人のうち、どちらかが人間でないのはなんとなく察していたのですが……まさか2人ともとは。途中に出てきた赤べこの伏線回収も見事です。 オチはもっと広げてもよかったと思いますが、全体的には二重丸です。
- 2 -